埼玉県八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故は、生存率が大幅に下がるとされる72時間が過ぎましたが、男性運転手の安否はいまもわかっていません。現場から中継です。
陥没した交差点が見える、安全な場所からお伝えします。
運転手の男性がいるとみられるトラックの運転席部分は泥に埋もれ、いまも安否不明のままです。
現場ではきょうも、陥没した穴にスロープをつなげる作業が、急ピッチで進められています。
土を掘る作業と石灰を撒き地盤を固める作業とが平行して行われていて、県などはきょう中の完成を目指していますが、実際に重機が中に入り作業を始められるには、数日かかる見込みです。
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一方、穴の中では、水が流れ込むのを防ぐため、土のうを積み上げる工事も進められています。
ただ県によりますと、東京湾の潮の満ち引きにより、川の水が、破損した雨水管を通じて穴に流れ込んでいる可能性もあるということで、その作業も難航が懸念されます。
生存率が大幅に下がるとされる72時間が過ぎました。
八潮市では、日曜の朝早くから雪が降り始め、昼ごろには冷たい雨に変わる予想となっていて、一刻も早い救助が急がれます。
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