アメリカのトランプ大統領は、中国やロシアなどで構成するBRICSに対し、ドルを基軸通貨として支持するよう要求し、従わなければ100%の関税を課すとけん制しました。
トランプ大統領は30日、BRICSに対して「新しい通貨を作らず、アメリカドルに代わるほかの通貨を支持しないよう約束するよう求めていく。従わなければ100%の関税に直面するだろう」とSNSに投稿しました。
BRICSは共通通貨の創設を話し合うなど「ドル離れ」の動きを見せていますが、トランプ氏はドルを世界の基軸通貨として維持していく考えで、「BRICSが国際貿易などでドルにとって代わる可能性はない」とけん制しています。