豊田通商が、4月1日付で新たな社長兼CEOに現副社長の今井斗志光氏が昇格する人事を発表した。同社の社長交代は7年ぶり。なお、現代表取締役社長兼CEOの貸谷伊知郎氏は取締役副会長となり、今井氏は6月開催予定の定時株主総会後に代表取締役社長兼CEOに就任する。
同社は今回の人事異動について「経営トップの若返りを図り、新たな飛躍を期すものであります」と説明。今井氏のほか、岩本秀之現代表取締役が4月1日付で代表取締役副社長に、現副社長の綿貫辰哉氏が定時株主総会後に代表取締役副社長に就任する。
新社長の今井氏は、1965年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、新卒で1988年に豊田通商に入社。豊田通商アフリカ本部への出向を経て、本社の自動車企画部企画総括グループリーダー、販売品質強化部長、自動車企画部長などを歴任した。2016年に執行役員に、2018年にはトヨタ自動車の常務役員に就任。2022年に豊田通商の副社長に任命された。
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