警察から電話?? それって詐欺かもしれないので要注意! 特殊詐欺やフィッシング詐欺に関する調査結果

2

2025年01月31日 15:10  OVO [オーヴォ]

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

OVO [オーヴォ]

警察から電話?? それって詐欺かもしれないので要注意! 特殊詐欺やフィッシング詐欺に関する調査結果

 一向になくなる気配がない特殊詐欺やフィッシング詐欺──。対策をして根絶しようとしても、新たな手口が次々に出てくることを考えると、どういった手口が多いのかといった実態を知ることも重要だ。これらの詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ(名古屋市)がまとめた、2024年12月に同社調査で確認された詐欺電話や詐欺SMSに関する独自調査レポートから、現在多い手口を知っておきたい。調査期間は2024年12月1日〜12月31日。

 昨年12月に新たにトビラシステムズの迷惑電話番号データベースに登録された番号の種別割合は、国際電話番号が前月から増加し65.4%(前月比+10.9%)となり、2024年は1年間を通して国際電話番号の割合が最も多い状況が続いた。一方で、特定IP電話番号(050番号)、固定電話番号、携帯電話番号の割合は横ばいで推移しているという。

 他方、末尾が「0110」の国際電話番号を使って警察の電話になりすますオレオレ詐欺の事案が発生。末尾が「0110」の電話番号は主に国内の警察署で多用されていることから、各都道府県警察が注意を呼びかけている。トビラシステムズによると、2024年12月に確認された末尾が「0110」の国際電話番号からの着信件数は増加前の6月から200倍超に増えたとか。この番号、安易に信用しない方がいい。

 2024年12月に着信件数が多かった国際電話の国番号は、上位からアメリカ合衆国やカナダなどの北米地域、国際フリーフォン、中国、イギリス、オーストリアと続く。最多の「+1」から始まる北米地域の電話番号からの着信では、自動音声が流れる手口などがある。

 2024年12月に確認されたフィッシング詐欺のSMSの種別割合は、宅配事業者をかたる手口が前月より増加し77.4%に。金融・決済サービスをかたる手口は15.4%、その他の事業者をかたる手口は6.9%となっている。宅配業者からのSNSは要注意。さらに、SNSでは金融機関や電力会社を語るフィッシング詐欺が多い様子なので、これらは安易に信じないようにしたい。

 また、電力会社などの事業者名を悪用し「電気料金の削減診断アンケート」などの自動音声が流れ、個人情報の回答を求める予兆電話(アポ電)が多発していることから、これらアンケート電話も警戒する必要がある。

もっと大きな画像が見たい・画像が表示されない場合はこちら

このニュースに関するつぶやき

  • 決まって「警視庁捜査2課」(笑)
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

前日のランキングへ

ニュース設定