水産会社代表ら在宅起訴=未公開情報基にインサイダー取引―札幌地検
0
2025年01月31日 18:01 時事通信社
未公開情報を基にインサイダー取引をしたとして、札幌地検は31日、金融商品取引法違反の罪で、いずれも北海道の水産加工会社「ワイエスフーズ」(森町)の坂本拓也代表取締役(52)、水産加工会社「マルキチ」(網走市)の根田俊昭代表取締役(68)を在宅起訴した。認否は明らかにしていない。
起訴状によると、坂本代表は2023年5月中旬ごろ、東証プライム上場の食品関連会社がワイエス社を子会社化するなどの重要事実を知り、公表前の同年5月下旬、食品関連会社の株計2万株を約1600万円で買い付けた上、知人3人に利益を得させる目的で重要事実を公開前に伝達したとされる。根田代表も重要事実を知り、公表前の同年5月下旬〜8月下旬ごろ、計7万7100株を約7000万円で買い付けたとされる。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。