J.フロントが心斎橋の開発プロジェクトに参画、新たな商業施設建設へ

　J.フロント リテイリングの子会社であるJ.フロント都市開発が、大阪市高速電気軌道、関西みらい銀行、アサヒプロパティズと共同で、特定目的会社「心斎橋みらい特定目的会社」へ出資し、心斎橋ビル（旧関西アーバン銀行本社）を取得した。これにより同社は、御堂筋を中心に街づくりを進める新たな開発プロジェクトへ参画。取得した心斎橋ビルを解体し、ブランドショップなどを誘致した商業施設を建築する。店舗の開業は、2028年を予定している。

　J.フロント都市開発は、心斎橋エリアにおける来街者の体験価値向上に取り組み、地域の持続的な成⾧に貢献することを目指して同プロジェクトに参画。これを足掛かりに更なるリテールの拡大に取り組み、保有資産の価値最大化を目指すという。