中国の新興企業「DeepSeek」が開発した生成AIをめぐり、アメリカが安全保障への影響を調査していることについて、中国の外務省は「科学技術の問題を政治化する手法に反対する」などと反発しました。
「DeepSeek」が開発した生成AIをめぐり、アメリカ・ホワイトハウスのレビット報道官は安全保障への影響をNSC=国家安全保障会議が調査していると明らかにしています。
こうした動きについて中国外務省はJNNの取材に対し、「企業の問題については企業に確認して欲しい」としたうえで、「中国は国家安全の概念を一般化することに一貫して反対している」と主張し、アメリカ側が調査を進めていることに反発しました。また、「貿易や経済、科学技術の問題を政治化する手法に反対する」ともしています。