限定公開( 2 )
材料費を500円以下に抑えながら作る「最高傑作のレバニラ炒め」がYouTubeで話題です。この動画の再生数は記事執筆時点で12万回を超えています。
動画を投稿したのは、「焼肉Hodori 用賀店」の店長・橋本宰さん。おいしい肉料理のレシピや焼肉店の裏側をYouTubeチャンネル「肉のプロフェッショナル」で公開しています。今回は“レバー好き必見の内容”として、スーパーで買える豚レバーを使ったおいしいレバニラ炒めの作り方を紹介しています。
レバーが本当に苦手な人へ「あまり見なくていいと思う」とフォローしつつ、材料を紹介していきます。主役である豚レバーは撮影前日にスーパーで買ってきました。レバー購入後すぐに撮影する予定でしたが、体力が限界を迎えてしまったために1日延期したそうです。
時間が経過したためにレバーからは一部のタンパク質や水が「ドリップ」としてにじみ出ています。この状態になっても十分おいしいですが、橋本さんは購入時点ではドリップがなかったと補足。レバーを買う際は「ドリップが出てないやつを買ってください。そうすれば絶対おいしいんで」と力説しました。
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最高のレバニラ炒めを作る上で必要なのはラード。サラダ油やゴマ油で炒めるのは「絶対ダメ」だそうです。また、独自のアレンジとして九州地方の「専醤(せんしょう)しょうゆ」を使用。もし手元にない場合は、酒、砂糖、通常のしょうゆ、みりんを組み合わせた物で代用できますが、あくまで専醤しょうゆを使うことを勧めています。
使う野菜は、ニラ、ショウガ、ニンニク、モヤシ。まずはモヤシをボウルに開けて、ニラを大まかにカットします。ニンニクとショウガは千切りにしましたが、ぶつ切りでも良いそうです。なお、ラードは使う前に人肌で温めておきます。
続いて、レバニラ炒めに味を加えるための混合液「地」を作ります。料理酒100ミリリットルを鍋で煮切り、温かいうちに鶏がらスープのもとを大さじ1追加。よくかき混ぜたところで専醤しょうゆを35ミリリットルほど加えました。
炒める前の下準備としてレバーをカット。切り方のコツは特にないそうで、自由にスライスしていきます。食べやすいサイズにしたらボールへ入れて、塩、コショウ、鶏がらスープのもとをまぶしました。鶏がらスープのもとを加えることで、味がだいぶ変わるそうです。そして、片栗粉をレバーの表面全体に付くようにざっくりとまぶします。これで炒める準備が完了しました。
フライパンにラードをたっぷり入れて加熱。菜箸を押し付けて先端がふつふつする程度にまで熱くなったらレバーを投入し、表面に焦げ目が付く程度まで焼きます。ここでレバーを一度別のフライパンへ移し、空いたフライパンに先ほどと同量のラードを入れて再び加熱。ニンニク、ショウガ、野菜を投入してある程度炒めたところでレバーを戻しました。
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仕上げとして、先ほど作った「地」を材料全体にサッとかけます。加える「地」の量によりレバニラ炒めの味は変化するとのこと。全体を混ぜ合わせながら加熱すれば「最高傑作のレバニラ炒め」が完成! “お金が取れるレベル”の仕上がりだそうです。
味付けは濃い目で、実食したスタッフは「ご飯と一緒だとちょうどいい」と絶賛しました。レバーを購入した翌日に調理した点を考慮し、橋本さんは「これフレッシュだったらどんだけうまいのって話だよな」とコメント。さらにおいしくなる可能性を秘めたレバニラ炒めの詳しい作り方や注意点は動画で確認できます。
今すぐ作ってみたくなるレバニラ炒めのレシピに、コメント欄には「おいしそう」「凄い参考になります」「夜勤明けで作ってみました! 死ぬほどうまかったです」「大学生からしたらありがたすぎます」「これは気になりますね」などの感想が寄せられました。
橋本さんは、YouTubeチャンネル「肉のプロフェッショナル」やInstagramで肉に関する情報を発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「肉のプロフェッショナル」
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