【シルクロードS予想】意外にも前走好走馬が結果を残すハンデ重賞! 前走6着以下の牝馬には要注意

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2025年02月01日 16:30  netkeiba

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シルクロードSに出走予定のピューロマジック(c)netkeiba
 今週の日曜日は、京都競馬場でシルクロードステークス(GIII・芝1200m)が行われます。

 12年以降に京都芝1200mで開催されたシルクロードS(計10レース)を見ると、前走で5着以内に入っていた馬が9勝2着8回3着6回と結果を残しています。データ対象のシルクロードSは全てハンデ戦で行われており、人気薄が好走するケースもあります。しかし、意外にも前走の着順を見ると安定した成績を残している馬が結果を残していますし、人気の有無にかかわらず前走の着順はしっかりとチェックしたいところです。

 一方、前走で6着以下だった馬は1勝2着2回3着4回。馬券に絡んだ7頭の内、5頭が前走で重賞に出走していました。また、残る2頭はオープン特別に出走していましたが、そのレースで4番人気以内の支持を集めていました。前走が6着以下でもレース格や人気次第では好走する可能性が出てくることは覚えておきたいところです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走6着以下の牝馬(ただし、前走2番人気以内の馬は除く)
[0-0-0-18]複勝率0%
該当馬:ピューロマジック
(過去の該当馬:18年カラクレナイ3番人気4着、ダイアナヘイロー1番人気16着)
※特に言及のない限り、データは12年以降に京都芝1200mで開催されたシルクロードS(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるピューロマジックが該当しました。

 前走で6着以下に敗れた馬でも条件次第では好走の可能性が出てくることは先に書いた通りです。しかし、それが牝馬だった場合はさらに条件が厳しくなります。

 データ対象のシルクロードSで前走が6着以下だった牝馬は21頭が出走し3着2回のみとなっています。馬券に絡んだのは14年リトルゲルダと24年エターナルタイム。この2頭は前走で6着以下ではありましたが、どちらも前走で2番人気以内の支持を集めていました。敗戦直後の牝馬は手が出しにくい印象ですが、前走で高い支持を集めているような馬については注意が必要になりそうです。

 該当馬に挙げたピューロマジックの前走はスプリンターズSで8着。人気は10番人気となっており、傾向からすると好走を期待するのは難しそうです。さらに2走前も13着と大敗しており、ここ2走を見ると完全に勢いを失っている点も気になるところです。

 昨年は葵S、北九州記念を連勝するなど活躍していた本馬ですが、今はその勢いがないですし、大敗続きの牝馬で精神的なダメージも心配なところ。また、今回はハンデ戦で56.5キロと今まで背負ったことのない斤量で出走するのも割引材料と言えます。

 実績から人気になるのは当然のところではありますが近況や過去の傾向、そして経験したことのない斤量など多くの不安要素を抱えているのも事実。上位人が有力で大きなリターンにも期待できないと考えると、本馬の評価を下げることも一考したいところです。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。

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