<テニス:男子国別対抗戦・デビス杯(デ杯)ファイナル予選1回戦>◇1日◇兵庫・ブルボンビーンズドーム
日本が英国に3勝2敗で勝利し、予選2回戦進出を決めた。
2勝2敗の第5試合に登場した世界ランキング70位の錦織圭(35=ユニクロ)が同129位のビリー・ハリスに6−2、6−3のストレート勝利。9月に、世界一を争う「ファイナル8」進出を懸けて予選2回戦に挑む。
1勝1敗で迎えたこの日はダブルスで綿貫陽介、柚木武組が惜敗して先に王手をかけられたが、西岡良仁が第1日に続く好調ぶりを発揮してストレート勝利。重圧のかかる場面でも落ち着いてプレーし、第1セット(S)第4ゲーム(G)でブレークに成功して流れをつかんで6−2、6−3と危なげなく勝ちきった。「昨日はここ半年で一番悪かった。感覚が良くなくて色々考えた」。試合前にも「死ぬほど苦しかった」と重圧に襲われたが、コートに立てば堂々たるプレーで相手を圧倒し「勝ったこともだけど、自分のプレーを思い出せてほっとしている」とにっこり。
添田豪監督は「感動した。英国に勝てたのは歴史的快挙。選手には感謝しかない」と2日間奮闘した選手をたたえた。
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