サントス“復帰”のネイマールが入団会見に登場!「家でソファに座るため戻ってきたわけではない」

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2025年02月01日 20:54  サッカーキング

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サントスへの復帰が決まったネイマール [写真]=Getty Images
 サントス(ブラジル1部)への復帰が決まったブラジル代表FWネイマールが入団会見で決意を語った。1月31日、ブラジルメディア『グローボ』がコメントを伝えている。

 現在32歳のネイマールはサントスの下部組織出身で、2009年に17歳でトップチームデビューを飾った。同クラブで通算230試合出場138ゴールを記録すると、数多くのビッグクラブが関心を寄せるなか、2013年夏にバルセロナへと完全移籍。在籍した4シーズンで公式戦通算186試合出場105ゴール76アシストをマークし、9つのタイトル獲得に大きく貢献した。2017年夏にはサッカー界の史上最高額となる移籍金2億2200万ユーロ(約357億円)でパリ・サンジェルマン(PSG)に加入。エースとして攻撃陣を牽引する活躍を見せ、通算173試合の出場で118ゴールを挙げた。

 2023年夏にアル・ヒラルへと活躍の場を移したが、左ひざ前十字じん帯と半月板を損傷した影響で1年以上の戦線離脱を余儀なくされたネイマール。昨年10月に戦列復帰を果たしたものの、サウジ・プロフェッショナルリーグ後半戦の登録メンバーから外れたことで退団を決意。先月28日に双方合意の上で契約解除となった。

 そんななか、古巣サントスへの復帰が決まったネイマールが入団会見に出席。「僕は時々、サッカーの論理を超えた決断を下すことがある。そして、それらの決断の中には衝撃的なものもある」と述べた同選手は、「正直に言うと復帰を決めた当初、つまり1月の初めの段階ではサントスに戻ることもアル・ヒラルを離れることも考えていなかった。家族は幸せに過ごしていたし、僕自身もプレーする意欲に満ちていた。しかし、いろいろなことが起こり、決断を迫られた。練習や日常生活の中で気持ちが沈むようになり、精神的に良くない状態だった。そんな時に復帰のチャンスが巡ってきて、迷うことなく決断したよ」 とサントス加入の経緯を説明している。

 また、「もちろん代表チームに戻ることは自分の願いさ」と招集から遠ざかる“セレソン”への復帰願望を告白。「まだ成し遂げていないこと(ワールドカップ制覇)がある。これは自分にとって最後の使命だと思っているから、どんな形でも挑戦し続けるよ。目標はしっかりと定めている」と母国の悲願達成に向けた意欲を口にした。

 さらに、「僕は競争心の強い人間だ。何かに挑戦するときは常に勝ちたいと思っている。サントスに戻ったのも再びタイトルを獲得したいという強い気持ちがあるからだよ」とコメント。続けて、「僕は観光に来たわけではないし、家でソファに座るため戻ってきたわけでもない。僕は“サッカーをプレーする喜び”を取り戻し、サントスのため全力を尽くすために帰ってきた。サントスのサポーターを喜ばせ、自分自身も幸せになるために全身全霊をかけてプレーする」と意気込みを明かしている。

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