アトレティコ、レアルと勝ち点差「1」で天王山へ! シメオネ監督は“偉業”達成「とても幸せ」

0

2025年02月02日 11:01  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

ラ・リーガ通算500試合指揮を達成したシメオネ監督 [写真]=ムツ カワモリ
 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、1日に行われたラ・リーガ第22節マジョルカ戦を振り返った。同日にスペイン紙『マルカ』が伝えた。

 アトレティコ・マドリードは26分にサムエウ・リーノの得点で先制すると、後半アディショナルタイム3分にアントワーヌ・グリーズマンの見事なループシュートでリードを広げる。日本代表FW浅野拓磨が途中出場したマジョルカを2−0で下し、リーグ戦3試合ぶりの白星を掴んだ。

 2011年12月から“ロヒブランコス”を率いるシメオネ監督は、マジョルカ戦がラ・リーガ通算500試合目の指揮となった。通算成績は306勝112分82敗。データサイト『Opta』によると、通算500試合指揮はリーグ史上8人目の快挙となるが、一つのクラブでの到達は同監督が初となるようだ。

 試合後、指揮官は自身の偉業について、次のようにコメントした。

「私たちが見つめるのは現在だが、私はこの旅をとても嬉しく思っている。今はもういないコーチングスタッフ、考えを共有した選手、今はもういない役員、私たちに同行してくれた人たちがたくさんいた。それはとても幸せなことだ。この500試合に対する感謝の気持ちを表すとすれば、私の家族、つまり妻、娘たち、息子たちのことを特別に挙げたい。このクラブをとても愛しているがゆえに、家族から多くの時間を奪ってしまった」

 また、シメオネ監督はマジョルカ戦の試合内容にも言及。「重要なことを争っているチームは、失点が最も少ないチームだ。私たちが求めるのはこの境地に到達し、攻撃面で成長することだ。チームは好調で、この勝利が必要だった。なぜなら、どんな状況でも試合を引き分けてしまう可能性があるからだ。しかし、アントワーヌの見事なゴールで幕を閉じた」と、勝ち切ったことへの喜びを示した。

 2位アトレティコ・マドリードが勝利後、首位レアル・マドリードが敗れて両者の勝ち点差は「1」に縮まった。アトレティコ・マドリードはミッドウィークに控えるコパ・デル・レイのヘタフェ戦を挟んで、次節“マドリード・ダービー”で首位浮上を目指す。


【ハイライト】アトレティコ・マドリード 2−0 マジョルカ


    ニュース設定