繊維専門商社の帝人フロンティアが、2025年3月の出荷分から、ポリエステル繊維の販売価格を改定すると発表した。対象商品は長繊維・短繊維のポリエステル繊維およびテキスタイルで、いずれも10〜15%値上げされる。
同社は、円安の進行と、人件費や物流費などの製作コスト上昇を鑑みて価格改定を実施。今回の改訂について「生産効率化や経費削減などにより販売価格の維持に努めてきましたが、これらコストの上昇が自社の合理化努力で吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定供給を確保するため販売価格を改定することとしました」と説明した。
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