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バスケットボール女子日本代表のコーリー・ゲインズ(59)新ヘッドコーチ(HC)が「いやらしいバスケ」を打ち出した。
3日、都内の味の素トレーニングセンター(NTC)で就任会見を行った。28年のロサンゼルス五輪まで指揮をとる予定のゲインズ新HCは、目指すスタイルについて「オーガナイズ&カオス」と表現し、次のように説明した。
「スピードがあって強度が高く、ミスをしないバスケ。対戦した相手にやりにくいと感じさせられるようなバスケを目指す」
ゲインズ新HCは米女子プロリーグ、WNBAでコーチとして2度優勝した経歴を持つ。09年からアドバイザーとして日本女子の強化に携わり、22年からは男子代表のアソシエイトHCとして、トム・ホーバスHCをサポートしてきた。
21年東京五輪で日本女子を銀メダルに導いたホーバス男子HCからは「相手からリスペクトされるチームであれば、勝てるチームになれる」とアドバイスをされたという。選手選考はこれからだが、求めるものとして「ハイエナジー、継続性、プレーハード」の3点を掲げた。
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「かつて私がかかわっていた時には日本のスタンダードがあったが、それが少し落ちていると思う。それを取り戻したい」。若手の積極登用も明言。すでにU22代表の練習や試合を視察し「可能性のある選手をみつけることができた」という。当初の目標は今年7月のアジア・アップ(中国・深セン)。2大会ぶり7度目の優勝を目指す。【沢田啓太郎】
※深センのセンは、土ヘンに川
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