ブライトンFWファーガソン、ウェストハムへのローン移籍が迫る！　ポッター監督と約2年半ぶりの再会へ

　ブライトンに所属するアイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンのウェストハム加入が迫っているようだ。2日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

　現在20歳のファーガソンは、母国アイルランドのボヘミアンFCでプロデビュー。2021年1月にブライトンへと加入し、当初はU−23ユースチームでプレーした。2022年1月にはFAカップでトップチームデビューを果たすと、翌シーズンに公式戦25試合出場10ゴール3アシストを記録。しかし、昨シーズン終盤に負った足首のケガの影響なのか、ファビアン・ヒュルツェラー監督が就任した今シーズンはここまで公式戦15試合出場1ゴールの成績に留まっている。

　今冬の“注目株”としてチェルシーなど数多くのクラブから関心を寄せられていたファーガソン。去就に注目が集まっている同選手だが、ウェストハムへのローン移籍に向けたメディカルチェックをパスしたという。契約にはレンタル料やチーム成績に応じたボーナスが含まれており、ウェストハムが給与を負担する形になる模様。なお、現在同クラブを率いるのは過去にブライトンで指揮官を務めたグレアム・ポッター監督であり、ファーガソンにとって約2年半ぶりの再会となる。

　ウェストハムは今季開幕前に1億2000万ポンド（約229億円）以上を費やした大型補強を行ったものの、先月8日には成績不振によりフレン・ロペテギ前監督の解任を決断。新たに招へいしたポッター監督の下で再建を図るなか、若き大型ストライカーの加入は大きな追い風となりそうだ。