スズキは3日、小型の四輪駆動車「ジムニー」シリーズ初となる5ドアの新型「ノマド」について、受注を一時的に取りやめると発表した。注文が殺到し、当初の販売計画を大きく上回ったためで、全国のショッピングモールなどで予定していた先行展示会も中止する。同社としては初のケースだという。
ノマドは、1月30日に公開し同日受注を開始した。4月3日に発売予定。販売目標は年間約1万4500台としていたが、3日時点で約5万台の注文が寄せられた。このため、一時的に受注を停止し、再開への体制を整える。
同社は「多大なるご迷惑をお掛けし心よりおわびする」と謝罪のコメントを出した。