巨大オブジェで「チョコっと」アピール=栃木県日光市〔地域〕
0
2025年02月03日 19:01 時事通信社
栃木県日光市は、チョコレートやチョコレート菓子を使って市の魅力向上を狙う「CHOCOTTO NIKKO」プロジェクトを促進しようと、市内にある東武日光駅の構内に巨大な立体型チョコのオブジェを設置した。3月26日までの期間限定。「スペーシアX」など東武鉄道の日光行き特急列車の車内でも、2月から3月末までナレーションを流し、ほっとひと息つけるチョコレート気分の浸透を図る。
同駅の改札を出てすぐの所に、縦約2.4メートル、横約3.6メートルのパネルを設置。そこに描かれた女性の口元に、縦約1.8メートル、横約0.8メートルの大きな立体型のチョコのオブジェが配され、一部を取り外して写真撮影することもできる。パネル上のQRコードをスマートフォンなどで読み取ると市のホームページに連動し、チョコレートを使った多様なスイーツ類など関連の登録商品と販売店の情報が示される。
「CHOCOTTO NIKKO」は市の新たなブランディング事業の一つとして2022年11月にスタート。口にすると元気が出てほっとするチョコレートと、憩いの場としての日光のイメージを掛け合わせ、訪れる人に日光の魅力を感じてもらおうとの取り組みだ。関連の登録商品も当初の16種類から約50種まで増えているという。
粉川昭一市長は、こうしたブランディングの取り組みについて「発信し続けることが大切だ」と強調。観光客らへのさらなる浸透に期待を寄せている。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。