バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが、アラベス戦で驚異的なスタッツを記録したようだ。3日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
ラ・リーガ第22節が2日に行われ、バルセロナはホームでアラベスと対戦した。試合は14分にガビが脳震とうで交代を余儀なくされるアクシデントが発生。互いに攻め手を欠きながらスコアレスでハーフタイムに突入する。それでも61分、バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキが待望の先制点をマーク。そのまま試合は1−0で終了し、バルセロナがリーグ戦連勝を達成した。
このゲームでも右ウイングとして先発出場を飾ったヤマル。レヴァンドフスキによる先制点の起点になったことに加え、開始早々の4分には華麗なドリブルで相手選手6人を翻弄する突破を見せるなど圧巻のパフォーマンスを披露した。
試合後、『ムンド・デポルティーボ』はデータサイト『オプタ』が計測した数字を掲載。ヤマルはアラベス戦で21回のドリブル数をマークし、そのうち『11回』を成功させたという。なお、この数字はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)がラ・リーガの試合で記録した最高数を上回るものだった模様。メッシは2007年のマジョルカ戦で20回中『10回』のドリブルを成功させていた。
また、アラベス戦でのドリブル成功数を加算したことで、ヤマルの今季の合計ドリブル成功数は『73回』に。これは2位ベルギー代表FWドディ・ルケバキオ(セビージャ)の『64回』、3位フランス代表FWキリアン・エンバペ(レアル・マドリード)の『46回』を大きく引き離し、ラ・リーガでトップの数字となっている。
【動画】ヤマルが衝撃のドリブル!