ケニアでカレーを食べたら約54万円もの請求が届いたというクレジットカードのトラブル事例が、X(Twitter)で87万回以上表示され、「そんな事故があるとは!」「解決しますように」などと反響を呼んでいます。
●ケニアの通貨で支払ったつもりが米ドルで決済されていた
投稿者は、Xユーザーの坂田ミギーさん。アパレル会社「SHIFT 80」の代表を務め、余剰利益でアフリカの貧困児童や女性をサポートする活動をしています。
事の発端は、2024年の12月にケニアを訪れたときに立ち寄ったフードコートでの食事代。注文したのは数種類のカレーとナン、飲み物で、代金の3550ケニアシリング(約4300円)をクレジットカードで決済したはずでした。
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帰国した坂田さんは、後日届いた利用明細を見て驚がく。食事のレシートとスリップ(決済の控え)をあらためて確認すると、請求は3550ケニアシリングでなく、なんと3550米ドル(約54万円)が請求されていたのです。額面は合っているのに、まさか決済通貨が違ったなんて……!
●現地在住の友人に力を借りてどうにか解決
フードコートやカード会社に問い合わせるも返信はなかなか来ず、坂田さんが困っていると、ケニアに長年住む友人が進展のない状況を見かねて、現地で直接やり取りしてくれることに。 おかげで交渉は無事成立し、3550ドルの決済はキャンセルとなり、坂田さんはお店にあらためて正規料金を支払うことで一件落着となったようです。
●レシートの保管と確認は絶対!
坂田さんはInstagramで事を振り返り、「運良くオーナーが対応してくれる人で、現地に協力してくれる友人がいたから良かったけど……」とコメント。「レシートの保管は絶対ですよー! お忘れなく!!」と注意を呼びかけました。
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また、Xでは「シンガポールドルで支払ったつもりが米ドルだった」「店員がケタを間違えたのに気付かず、ベルギーで12万円のスシロールを買ってしまった」など、似たケースの報告が寄せられ、「決済通貨はよく確認」「レシートとスリップは大事」と、さらなる注意喚起が拡散されています。
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