三菱自動車の加藤隆雄社長は3日、ホンダと日産自動車が協議している経営統合への合流について、2月中旬に最終判断する考えを示した。三菱自が弱点とする自動運転分野や北米事業でどのような協力が得られるかなどを見極める考えで、加藤氏は「効果が最大化するのはどういう形か考えたい」と述べた。
オンライン形式で行った決算発表記者会見で語った。2024年4〜12月期連結決算は、主要市場の東南アジア地域で販売競争が激化し、減収減益だった。通期業績予想も下方修正し、純利益は350億円(従来予想は1440億円)へ大幅に引き下げた。