韓国で内乱を首謀した罪で起訴された尹錫悦大統領が、「非常戒厳」を宣言した当日に一部報道機関への電気と水の供給を遮断するよう指示していたことがわかりました。
これは最大野党「共に民主党」の金容民議員が入手した、尹大統領に対する検察の起訴状から明らかになったものです。
起訴状によりますと、尹大統領が去年12月に「非常戒厳」を宣言した当日、一部報道機関への電気と水の供給を遮断するよう、当時、行政安全相だった李祥敏氏に指示したということです。
対象となった報道機関には革新系の新聞社のほか、テレビ局などが含まれていました。
一方、尹氏の刑事裁判を担当するソウル中央地裁は3日、事前に争点や証拠を整理する公判準備手続きを20日に開くと発表しました。
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