女性騎手のパイオニアが語った後輩への思い「私もパワーをもらっています」

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2025年02月04日 11:30  netkeiba

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宮下瞳騎手(c)netkeiba
「NARグランプリ2024」の表彰式は3日、都内ホテルで実施。優秀女性騎手賞と特別賞を受賞した名古屋競馬所属の宮下瞳騎手が喜びを語った。

 宮下騎手は鹿児島県出身の47歳。1995年10月にデビュー、パイオニアとして女性騎手通算勝利記録を塗り替え続けるも、11年に出産を機に現役を引退した。しかし16年に復帰すると、その後も勝利を重ね続け、通算勝利数は日本の女性騎手として前人未到の1300を超える。24年は地方競馬女性騎手トップとなる116勝を挙げたほか、春の褒章において女性騎手として初めて黄綬褒章を受章した。優秀女性騎手賞に輝くのは2年ぶり14回目。

 会見では、自身のキャリアハイとなる勝ち星を挙げた昨年を振り返り「大きなけがをすることもなく、いい馬に乗せていただけたのでこのような記録達成につながった」とその要因を話した。また2児の母親でもあることから、「子どもたちの応援もありましたし、特に夫には協力してもらい助かっています」と、家族へ感謝の言葉を述べた。

 後輩女性騎手の活躍については「頑張っていると思いますし、私もパワーをもらっています」と言葉に力を込め、今年の目標については「けがなくひと鞍ひと鞍大切に騎乗し、自分の記録を積み重ねていきたい」と意気込んだ。

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