中米のエルサルバドルがアメリカから国外追放される様々な国の犯罪組織のメンバーを受け入れることに同意しました。
中米を歴訪中のアメリカのルビオ国務長官は3日、エルサルバドルでブケレ大統領と会談しました。
アメリカ側の発表によりますと、ブケレ大統領はアメリカが国外追放するエルサルバドル出身の不法移民だけでなく、様々な国の犯罪組織のメンバーを受け入れることに同意しました。
また、危険な犯罪を犯したアメリカ国民についてもエルサルバドルの刑務所で収容することを申し出たということです。
ブケレ大統領は4万人を収容可能な巨大刑務所を建設し、犯罪組織を厳しく取り締まって国内の治安を大幅に改善してきました。
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強引な治安対策の中で人権侵害が相次ぐといった批判もありますが、トランプ大統領はブケレ大統領を賞賛していて、国を超えた治安対策でタッグを組んだ形です。