英王室のキャサリン皇太子妃(43)が3日、世界対がんデーを記念して末っ子ルイ王子(6)が撮影した森の中で両手を広げるポートレートを公開した。
公式SNSに投稿された写真には「病気の先にあるものすべてを大切にすることを忘れないでください」とのメッセージと、個人的な投稿であることを意味するキャサリン皇太子妃のイニシャル「C」が添えられており、ルイ王子が撮影者であることを明かした。
キャサリン皇太子妃は部位などは明らかにしていないが、24年3月にがんと診断されたことを公表し、治療を受けていた。1月にはロンドンのロイヤル・マーズデン病院を公務で訪問し、がんが再発しない状態が続く「寛解」であることを発表した。
米ピープル誌によると、4日の世界対がんデーを前に公開された黒のコートにブーツ、帽子をかぶった皇太子妃の写真は、今年初めに一家が暮らすウィンザーで撮影されたものだという。また、メッセージを添えた2枚目のシダ植物の写真は皇太子自身が撮影したもので、同じウィンザーの森で写したものだと伝えている。
世界対がんデーは、世界中の1人1人ががんに対する意識を高め、一体となって対がん運動に取り組むことを目的とした記念日だ。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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