「バルセロナに残ることが最善」 出場機会限定的のMFパブロ・トーレ、最終日にポルトから関心も“ノー”と返答

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2025年02月04日 15:35  サッカーキング

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バルセロナ残留を決断したMFパブロ・トーレ [写真]=Getty Images
 バルセロナに所属するMFパブロ・トーレが、ポルトからの関心に否定的な返答をしたようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今冬の移籍市場最終日となった3日、マンチェスター・シティがポルトからMFニコ・ゴンサレスを獲得したことにより、バルセロナにも“ドミノ効果”が差し迫っていた。ポルトが、ニコ・ゴンサレスの後釜としてMFパブロ・トーレを候補に立てたのだ。『マルカ』によると、ポルトガルの名門は、実際にバルセロナ側と選手側に連絡を取り、移籍の可能性を探ったと伝えている。

 10代で“古豪”ラシン・サンタンデールの攻撃を司ったパブロ・トーレは、2022年夏にバルセロナに加入。しかしながら、タレントを擁するブラウグラナで出場機会を得るのは容易ではなく、ジローナでの武者修行も経験したが、今シーズンもここまでの公式戦プレータイムは計373分とレギュラー争いに絡めずにいた。そんな中で届いた関心だったが、同選手は「ノー」と拒否。『マルカ』は、「思うように出場時間が確保できていないものの、選手としての成長のためにはバルセロナに残ることが最善だと考えている」とし、断るのに躊躇いがなかったことをことを指摘した。

 また同紙は、バルセロナ側も退団を望んでいなかったと強調。「移籍市場が閉まる数時間前というタイミングで、選手を失うことは問題である。時間がない中で後釜を見つけるのは非常に難しい作業であり、議論の余地はなかった」とクラブの意向も明らかにしている。

 プレータイムこそ限定的だが、ラ・マシア出身者顔負けのパスやキックセンスで、すでに4得点3アシストと数字を残しているパブロ・トーレ。バルセロナで研鑽することを決断した“カンタブリアの真珠”は、シーズン後半戦にどのような輝きを放つのだろうか。

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