世紀のトレードでNBAの名門レイカーズへの移籍が決まったルカ・ドンチッチ(25)が、所属していたマーベリックスのファンに惜別のメッセージを投稿した。
「親愛なるダラスへ」と大きな見出しをつけて、3日に自身のSNSを更新。ダラスの地で7年間過ごした日々のことに思いをはせ、感謝した。「バスケットボールの旅の次なる目的地に踏み出すべく、私は故郷のように感じるこの街を後にします」などとつづった。
日本代表の八村塁も所属するレイカーズは、マーベリックス、ジャズとの三角トレードが成立。スロベニア代表のスーパースター、ドンチッチら3選手を獲得し、オールスター10度選出のアンソニー・デイビスら3選手を放出する。
ドンチッチが投稿したダラスファンへのメッセージ全文は以下の通り。
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7年前、10代の少年だった私は最高峰レベルのバスケットボールをプレーする夢を追って、この地に来ました。自分のキャリアをここで過ごし、皆さんにチャンピオンシップをもたらしたい。そのことを何より願いました。そして私が胸に描いていたよりも遙かに大きな愛情と支えをいただきました。
初めて米国を訪れたスロベニアの少年は、皆さんがいたからこそ、北テキサスを故郷のように感じました。良いときも、悪いときも、けがに悩んだときも、NBAファイナルに進んだときも、皆さんの支えはいつも変わりませんでした。最高の瞬間をともに分かち合ってくれたこと、そして何よりもそれを必要としていたときに私を励ましてくれたことに感謝します。
ダラスという地域で私の活動をかかわってくれた組織全員にありがとうと伝えたい。大切な役割を担わせてもらい、必要とする人々に光を運ばせていただくことができました。バスケットボールの旅の次なる目的地に踏み出すべく、私は故郷のように感じるこの街を後にします。
ダラスは特別な場所、そしてマブスのファンは特別です。心の底から、ありがとう。ルカ
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