レアルDFアラバ、「左足の内転筋損傷」により離脱…“CB不足”のなかアトレティコ&マンCとの大一番へ

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2025年02月04日 20:38  サッカーキング

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レアル・マドリードに所属するアラバ [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードは4日、同クラブに所属するオーストリア代表DFダヴィド・アラバの負傷を発表した。

 現在32歳のアラバは2008年夏にバイエルンの下部組織へと加入し、2010年2月にトップチームデビューを飾った。ホッフェンハイムへのレンタル移籍を経験しつつ、徐々に出場機会を増やしながら最終ラインの主軸に成長。本職であった左サイドバックのみならず中盤やセンターバックをこなすポリバレント性を発揮し、クラブを数多くのタイトル獲得に導いた。2021年5月にはレアル・マドリードへの加入を決断。2023年12月に左ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負ったが、先月19日に公式戦復帰を果たしていた。

 ラ・リーガ第20節ラス・パルマス戦で約1年1カ月ぶりとなる公式戦出場を飾り、以降も3試合連続で途中出場を重ねていたアラバ。しかし、左足の内転筋損傷により再度離脱となるようだ。レアル・マドリードは経過観察中のため離脱期間を公表していないが、スペイン紙『マルカ』は2〜3週間の離脱と報じている。同クラブはブラジル代表DFエデル・ミリトンが長期離脱中であることに加え、週末に行われたラ・リーガ第22節のエスパニョール戦でドイツ代表DFアントニオ・リュディガーも負傷交代し、こちらも2〜3週間の離脱になる見込みのようだ。

 また、アラバは5日に行われるコパ・デル・レイのレガネス戦で先発復帰を果たす予定だったとのこと。今週末には勝ち点1差で2位につけるアトレティコ・マドリードとの重要なダービーマッチがあり、翌週のミッドウィークにはチャンピオンズリーグのベスト16入りをかけたマンチェスター・シティ戦を予定。立て続けに大一番が控えているだけに、アラバの離脱は大きな痛手となる。

 レアル・マドリードのセンターバックは、ミリトンとリュディガー、アラバが離脱となったため、下部組織のスペイン人DFラウール・アセンシオの他に明確な戦力としてみなされている選手は不在。その他には同じく下部組織のスペイン人DFハコボ・ラモンとトップ登録ながら今季は10分のみの出場にとどまっているスペイン人DFヘスス・バジェホを残すのみとなっている。

 おそらく、これまで同様にフランス代表MFオーレリアン・チュアメニをセンターバックとして起用することになると見られているが、カルロ・アンチェロッティ監督はどのような選択を下すのか、注目が集まっている。

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