C・ロナウドがレアル退団時を回想…ペレス会長とのやりとり告白「正直あまり良い対応はされなかった」

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2025年02月05日 01:41  サッカーキング

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レアル・マドリード所属時のクリスティアーノ・ロナウド [写真]=Getty Images
 アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリード退団時の様子を回想した。3日、スペイン紙『マルカ』がスペインの番組『エル・チリンギート』でのインタビューを引用して伝えている。

 現在39歳のC・ロナウドは、母国ポルトガルのスポルティングでプロデビュー。これまでマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスとメガクラブを渡り歩いてきた。キャリアを通じて通算5度のチャンピオンズリーグ制覇を経験するなど、数多くのタイトルを獲得。 “世界一”の選手に贈られるバロンドールも5回受賞しており、現代サッカー界を代表するプレーヤーとして歴史に名を残している。2022年12月にはアル・ナスルへと加入。昨季はリーグ戦で35ゴールを挙げ、サウジ・プロフェッショナルリーグの1シーズンにおける最多得点記録を更新しながら得点王に輝いた。

 アル・ナスル在籍3年目の今シーズンも、ここまで公式戦25試合出場23ゴール4アシストを記録しているC・ロナウド。大ベテランの域に達したスーパースターだが、今もなおサウジアラビアの地で衰え知らずなパフォーマンスを披露し続けている。

 そんな同選手がインタビューに登場し、2018年のレアル・マドリード退団に関するエピソードを告白。「新しいステージを求めていたし、自分のステージは終わったと感じていたんだ。違ったモチベーションが欲しかっただけで、消耗したわけではないよ」と決断の理由を述べつつ、「それを会長(フロレンティーノ・ペレス)に伝えたところ、彼は僕が退団することを受け入れてくれた。交渉段階に入っていたが、正直あまり良い対応はされなかったよ。ただ、それが彼のやり方であることは理解しているし、僕はユヴェントスと約束したから引き返すことはできなかった。それでもフロレンティーノのことは非常に尊敬しているよ。彼は誠実な人で僕をよく扱ってくれたし、一緒に多くのタイトルも獲得したからね」と確執が報じられていたペレス会長とのやりとりを明かした。

 また、キャリア最終盤におけるレアル・マドリード復帰の可能性について問われると、「いつかそうなるかもしれない。否定はしないよ。あそこには自分のレガシー、素晴らしい足跡を残した。引退した後に何か面白いイベントができるかもしれない。8万人のファンを集めてね」とコメント。続けて、「スペインは自分にとって故郷のようなものだ。子どもたちもそこで育ったし、サッカー選手として最も幸せだった場所だよ。レアル・マドリードは常に自分の心の中にある。本当に素晴らしい経験をたくさん味わったし、人々もそれを忘れていない」と古巣への愛情を語っている。

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