バイエルンは4日、カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとの契約延長を発表した。なお、新契約は2030年6月30日までとなる。
現在24歳のA・デイヴィスはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロデビューを飾り、2019年1月にバイエルンへ完全移籍で加入した。爆発的なスピードを武器に左サイドバックの主力として活躍し、ここまで公式戦通算220試合で12ゴール34アシストを記録し、5度のブンデスリーガ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)制覇など数々のタイトル獲得に貢献している。
そんなA・デイヴィスの契約は2025年6月30日までと今シーズン限りであったことから、去就には注目が集まり、一時は給与面での折り合いがつかずにフリーでのバイエルン退団が既定路線とされ、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールなどから関心が寄せられていた。
しかし、一転してここ数週間の間で契約延長交渉が進展していることが報じられていたなか、バイエルンはA・デイヴィスと新しく5年半契約を締結したことを明らかにした。
契約延長に至ったA・デイヴィスはバイエルンのクラブ公式サイトで以下のように喜びのコメントを発表している。
「この素晴らしいクラブとの契約を延長できてとても嬉しく思っている。僕は18歳の頃にバイエルンにやってきて、自分のポジションで最高の選手の一人になるために毎日できるだけ多くのことを学びたいと思っていた。今は一緒にさらに5年間を過ごすのを楽しみにしている。ここですでに多くのことを達成してきたけど、これからもっと成し遂げたいと思う」