マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(51)が5日、都内で行われた『“キャプテンイチロー”率いる「Team CW-X」新メンバー・企画&「CW-X」新商品発表会』に出席した。日本人初のアメリカ野球殿堂入りを果たして以来、初めての公の場となった。
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メジャー挑戦の年から愛用しているコンディショニングウェア「CX-W」のアドバイザリーパートナーを務めるイチロー。トークセッションでは「僕が365日、身につけているもの、関わっているものって何なんだろうって。プレーするにあたってバット、グラブ、スパイクとかあります。それは365日ではない。まずユンケル。これ、365日なんです。2つ目はカレーが皆さんの中で出てくる。これ違うんですよ」と会場の笑いを誘った。
そして、「トレーニングするとき、もちろん着用しています。部屋にいる時、このショーツ。これで生活しています」と語った。さらにアメリカでの殿堂入り表彰式でも「スーツを着ていった。革靴でしょ。普段慣れていないから、腰がきついんですよ。あの時もプロショートを着てました」と口にした。
そして、昨年お披露目され「そっくりすぎる」と話題になった“イチローマネキン”がパワーアップ!1体から5体に増えてた。股関節や肩甲骨を重視した作りとなりイチローと話しながら制作した。
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これにはイチローも「きょう、いすぎでしょ。気になっちゃって」と笑顔で突っ込み、「リアルすぎるでしょう」と驚いた様子を見せた。
高校球児への指導、高校野球女子選抜とも対戦しているイチロー、現在も現役として動けている秘訣は「元気なことじゃないですか」と口にし、「それなかったら何にもできないから、“心技体”と言われますけど僕の順番は“心技体”ではなく“体”が最初に来ます。体がとにかく元気でないと、心が整わない」と語った。
高校球児への指導で心がけていることは「レベルがそれぞれ違うし、悩むところでもある」として「僕は全力を見せるようにしています。誰がいようと、中学生であろうと小学生であろうと、その時の僕の全力のパフォーマンスを見せます。それで感じ取ってもらう、それが大事なことだと思っている」と考えを述べた。
さらに生涯現役の理想像を聞かれると「持っていなきゃいけないのは“好奇心”でしょうね」と答え「好奇心を持って、今、自分が取り組んでいることに没頭できる。それが生涯現役というイメージ」と話した。
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