バンダイナムコHD、デジタル事業の利益が前年比4271%増 「学マス」「ELDEN RING」などが貢献

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2025年02月05日 17:41  ITmedia NEWS

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バンダイナムコHD、デジタル事業の利益が前年比4271%増

 バンダイナムコホールディングスは2月5日、2025年3月期第3四半期までの連結経営成績(24年4月1日〜12月31日)を発表した。売上高は9556億6300万円(前年同期比23.8%増)、営業利益1792億3300万円(同129.0%増)、経常利益1854億1300万円(同106.9%増)、純利益1286億9900万円(同113.1%増)となった。


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 特にゲームなどを手掛けるデジタル事業が好調だった。売上高は3570億2300万円(同35.7%増)、セグメント利益は705億9700万円(同4271.2%増)と大幅に増加した。主力タイトルが安定して推移したことに加え、5月にサービスを開始したスマートフォンゲーム「学園アイドルマスター」(iOS/Android)や、6月にリリースしたゲーム「ELDEN RING」の追加コンテンツ「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」などが好調だったという。


 トイホビー事業では、ガンダムシリーズのプラモデルやコレクターズフィギュアといった大人向けの商品の人気などにより、売上高は4641億8700万円(同19.0%増)、利益は976億1800万円(同40.0%増)。IPプロデュース事業では、アニメ映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」や「ブルーロック」の新作の興行収入などが貢献し、売上高は609億7300万円(同9.7%増)、利益は94億2400万円(同38.6%増)。その他の事業も増収増益だった。


 2025年3月期の通期連結業績予想も上方修正。24年10月に公表した数値から引き上げ、売上高は1兆2300億円(前回予想比7.0%増)、営業利益は1800億円(同12.5%増)、経常利益1870億円(同14.7%増)、純利益1280億円(同16.4%増)とした。



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