【写真】ホスピスで子どもと交流するキャサリン妃
BBCによると、現地時間1月30日、キャサリン妃が英南ウェールズにあるニット工場コーギーを訪問。公務を終え、工場を後にしようとする際、詰めかけていたファンの中から小さな女の子が「ハロー、プリンセス!」と大きな声で呼びかけたそう。この声を聞いた妃は、車に乗り込む前に手を振って反応したが、一度走り出した警備の車列がすぐに停車。妃が車から降りて、女の子の元に駆け寄り、声を掛けたそうだ。
小走りで駆け寄った妃は、「ずっと向こうから、『ハロー』と言ってくれた声が聞こえたの」と述べ、女の子に名前を聞いて握手。リリー=ローズちゃんという女の子は、手に持っていたバナナのおもちゃを妃に見せ、しばし会話をしたそう。リリー=ローズちゃんが落としたこのおもちゃを、妃がしゃがんで拾う場面もあったようだ。母親のステイシーさんは「とても興奮しました。こんなことが起こるなんて、思いもしませんでした」と語っている。
同局によると、英王室の警護車列が一度出発した後で停止するのは非常に稀で、「注目すべきこと」だそう。ステイシーさんは「リリー=ローズの記憶に残ったら嬉しい。キャサリン妃はとても素敵で、地に足の付いた自然な方でした」と述べている。
報道によると、妃はこの日、英南ウェールズにある小児ホスピスTŷ Hafanも訪問。関係者や子ども達と交流し、合わせて2001年以来チャールズ国王が務めてきた同団体のパトロンを引き継ぐことを公表している。
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