小椋藍、マシンとタイヤの適応に集中「とてもうまくいっている」/マレーシア公式テスト初日

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2025年02月06日 00:20  AUTOSPORT web

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小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2025MotoGPマレーシア公式テスト
 2月5日、2025年シーズンのロードレース世界選手権 MotoGPクラスのマレーシア公式テスト1日目がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、小椋藍(トラックハウス・MotoGPチーム)は16番手で終えた。

 2024年のMoto2クラスで悲願のチャンピオンに輝き、2025年シーズンからは最高峰のMotoGPクラスに参戦する小椋。シーズン開幕に先立ち、1月31日から2月1日には同地セパンで行われたシェイクダウンテストに参加し、新型アプリリアRS-GPへの適応に時間割いていた。

 3日間のシェイクダウンテストでは、いくつかの新パーツもテストしながら少しずつ自己ベストを更新。最終的にはルーキー最速となる1分58秒208をマークし、最多の167ラップをこなして今回のマレーシア公式テストに備えていた。

 今回のテストでは序盤に1コーナーでの転倒があったものの、引き続きマシンへの適応とテストプログラムを継続した。ほぼ同タイミングでチームメイトのラウル・フェルナンデスもクラッシュを喫し、左手の中手骨骨折と左足の小指を骨折し、彼はスペインに戻るため以降はテストへ不参加となった。

 そのため、ひとりでメニューを淡々とこなし、落ち着いた走りで初日は58周を完了して自己ベストは1分58秒763という結果に。残り2日間、チームメイト不在のため基本的に小椋がひとりでテストに取り組むことになりそうだ。

■トラックハウス・MotoGPチーム
小椋藍(58周/総合16番手)
「シェイクダウンのテスト中はソフトタイヤを使っていましたが、今日はほとんどの時間とリヤをミディアムタイヤで走りました。最初の3日間と比べると、今回の状況は少し異なっているように感じます」

「今日は少し涼しかったので比較的楽に感じましたが、それ以外の状況はシェイクダウンテスト時ととても似たようなコンディションでした。後半はリヤにソフトタイヤを履いて再びコースに出て、前回のテストと同様の作業を続けました。これまでと同じように取り組みましたが、とてもうまくいきました」

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