<カーリング日本選手権:ロコ・ソラーレ7−6フォルティウス>◇6日◇横浜BUNTAI◇女子◇2次リーグ
18年平昌銅、22年北京銀と五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが、9月までに開催される26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦への出場権を手にした。
1次リーグ初戦を落としたが、そこから5連勝。5戦5勝と無敗だったフォルティウスを下し、準決勝進出を決めた。五輪3大会連続出場へ絶対条件だった「3位以内」をつかみ取った。
サード吉田知那美は「ちょっと泣いちゃった。さすがに泣いちゃいました。カーリング人生で忘れられないゲームの1つになりました」と涙。7、8投目を担うスキップ藤沢五月の好ショット連発に「さっちゃんがすごすぎるんです。同じチームメートなんですけど、サツキフジサワすぎて。憧れの選手とプレーしているみたいな気持ちになっちゃって」とほめたたえた。
藤沢は第3エンド(E)では円の中心を相手ストーンに5個も占領された中、相手と自軍の石のわずかな隙間を通して中心へ運び、1点を奪った。2−5の第7Eでも4失点のピンチから、相手の石の間を通して円の中心へピタリ。4−6で迎えた最終第10Eでの大逆転につなげた。
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吉田知は「私たちはゾンビゲームって言って、底から立ち上がるのが得意だと自分たちでも思っているんですけど、今日はゾンビオブゾンビでした」と笑顔。藤沢の貢献度については「サツキ1000%でした。マジで、ほんとに、うそじゃなく(笑い)。なんかこの世の誰よりも強いカーリング選手だなって思いました。ついていきます!」と笑い飛ばした。
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