フェランが“古巣”バレンシアからハットトリック！　5−0大勝のバルサ、コパ・デル・レイ準決勝進出

　コパ・デル・レイ準々決勝が6日に行われ、バレンシアとバルセロナが対戦した。

　ベティスとのラウンド16を5−1の大勝で勝ち抜き、コパ・デル・レイ準々決勝へと駒を進めたバルセロナ。4強入りをかけて激突するのは、同じくスペイン1部に在籍するバレンシアだ。現在バルセロナは公式戦9試合無敗と好調を維持。対するバレンシアも今季序盤こそ不安定なパフォーマンスを露呈し続けていたものの、昨年12月の指揮官交代を機に復調を果たしている。

　スペインを代表する名門同士の一戦は、開始早々の3分に古巣戦となったフェラン・トーレスが先制点をマーク。リードを奪ったバルセロナは、17分にもポストの跳ね返りをフェランが押し込んで追加点を挙げる。1点を加えて迎えた30分には、ペドリのアーリークロスにハフィーニャが反応。ワンタッチで繋いだパスがフェランへとわたり、右足でネットを揺らしてハットトリックを達成した。

　前半だけで大量のリードを確保したバルセロナは、59分にボックス右角からラミン・ヤマルがシュート。DFにディフレクトしたボールがGKの逆を突いてゴールに吸い込まれ、バレンシアの本拠地『エスタディオ・デ・メスタージャ』はサポーターの途中退席が目立ち始める。

　結局、そのまま試合は5−0で終了。ゴールラッシュを披露したバルセロナがバレンシアを撃破し、コパ・デル・レイ準々決勝からの勝ち抜きを決めた。準決勝は25日に開催される。

【スコア】
バレンシア　0−5　バルセロナ

【得点者】
0−1　3分　フェラン・トーレス（バルセロナ）
0−2　17分　フェラン・トーレス（バルセロナ）
0−3　23分　フェルミン・ロペス（バルセロナ）
0−4　30分　フェラン・トーレス（バルセロナ）
0−5　59分　ラミン・ヤマル（バルセロナ）