リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督 [写真]=Getty Images リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、カラバオ・カップ準決勝セカンドレグを振り返った。6日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
カラバオ・カップ準決勝セカンドレグが6日に行われ、リヴァプールはホームでトッテナムと対戦した。先月8日開催のファーストレグで0−1と敗れ、ビハインドを背負って本拠地『アンフィールド』での一戦に臨んだリヴァプール。試合は34分にコーディ・ガクポの得点でホームチームが先制すると、51分にはモハメド・サラーがPKを成功させ追加点をマーク。トータルスコアでもリードを奪ったリヴァプールが、その後に2点を加えて2戦合計4−1でトッテナムを撃破した。
大会連覇を目指すなかでチームを決勝進出に導いたスロット監督は、「すでに素晴らしい夜がいくつかあったと思うが、決勝に進出するのはやはり特別なことだ。それこそが今夜の意味だと思う。そういう意味で今夜はこれまでで最も特別な夜だったよ」とコメント。「イングランドの人々にとって特別なスタジアムだが、オランダの人々にとっても特別だ」とカラバオ・カップ決勝の舞台『ウェンブリー・スタジアム』への想いを口にしている。
また、「決勝に進むことができてとても嬉しい。しかし、非常に手強い相手と対戦することも分かっている。相手は素晴らしいチームだが、私たちもまた素晴らしいチームだ」とコメント。トッテナム戦については、「前半は多くの負傷による中断があった。それを考慮しなければならない。そのため、試合をコントロールするのは難しかったが、私たちは非常にうまく対応した。相手が最初に枠内シュートを放つまで80分かかったのだから、私たちのパフォーマンスは素晴らしかったと思う」と高く評価した。
一方で、「決勝に進出する唯一の難点は、ミッドウィークにアストン・ヴィラと対戦すること」と指摘。続けて「しかし、決勝に進出することで試合数が増えるのは事実だ。それはポジティブなことであり、選手たちは試合を重ねることでさらに強くなる」と力強く語っている。