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2月6日(現地時間)、スペイン国王杯準々決勝、レアル・ソシエダ対オサスナ戦の撮影取材のため、スペイン北部バスク州サン・セバスティアンを訪れた。
両チームは直近のラ・リーガ第22節でも対戦(2−1でソシエダが敗戦)しており、2試合続けて同一のカードとなった。
ソシエダ所属の久保建英は、この試合に先発出場すると、右サイドでソシエダの先制点の起点となっている。
前半21分、味方GKアレックス・レミーロからのロングフィードに対し、久保が相手との空中戦に競り勝ちアンデル・バレネチェアへボールをつなぐことに成功。バレネチェアは、ボックス内のミケル・オヤルサバルとワンツーパスでゴール前まで侵入すると、最後は見事なトラップで相手を攻略し、ゴールへ蹴り込んだ。
さらにソシエダは31分、オサスナ守備ラインでの連係ミスを見逃さず、オヤルサバルのアシストからブライス・メンデスがゴールを決めてリードを広げた。
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35分にはラフプレーにより相手に退場者が出たこともあり、ソシエダが2−0で勝利し、4日前のリベンジを果たした。
久保は先制点に関与したほか、前半終了間際には相手の股下を抜くシュートを放ったが、わずかに枠を捉えることができなかった。
その久保へは、反則まがいの激しいマークがついたが、ロングフィードを見事なトラップでコントロールし相手をかわした際には、「Kubo!」「オーレ!」というような歓声が聞こえてきた。81分までプレーした久保が交代によりピッチを去る際には、大きな拍手が送られた。
試合後、ソシエダ指揮官あるイマノル・アルグアシルは、過密日程のなかで奮闘する選手たちを労うとともに、オサスナに押し込まれる時間帯が続いた試合序盤、多くのファンからの声援がチームを助けてくれたと感謝の言葉を残した。
スペイン国王杯ベスト4には、ソシエダに加えてレアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードと、強敵が勝ち残っている。
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