【関西版】子育て世帯の街の住みここち、2位「大阪市中央区」、1位は?

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2025年02月07日 11:11  マイナビニュース

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大東建託は、居住満足度調査を行い「子育て世帯の街の住みここちランキング2024」として集計した結果を2月5日に発表。同調査は、関西(大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・和歌山県)居住の20歳〜50歳、既婚で子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、2020年〜2024年(一部の回答のみ2019年を追加)合計38,630名を対象に集計。


「子育て世帯の街(駅)の住みここち」トップは、大阪市天王寺区に位置する「四天王寺前夕陽ケ丘(地下鉄谷町線)」で、関西版の住みここちランキングでは3位となっている。居住者からは、「同世代が多く、少し歩けば買い物、遊び、仕事、必要なものが全てある」(女性・30歳・既婚・営業職)といった声が寄せられた。



2位は奈良市に位置する「菖蒲池(近鉄奈良線)」で、昨年14位から大きく順位を上げた。関西版の住みここちランキングでは100位圏外だが、子育て世帯からの評価は高くなっている。3位は茨木市に位置する「彩都西(大阪モノレール彩都線)」で、昨年6位から順位を上げている。因子別では「親しみやすさ」で1位、「静かさ治安」「防災」で3位の評価を得た。



トップ10内では、8位に「岡場」(昨年45位)、10位に「六甲道」(昨年30位)と、いずれも神戸市の行政区に位置する駅が昨年から大きく順位を上げた。



関西版の住みここちランキングでもトップ10に入っている駅は4駅のみで、その他の駅は2桁、もしくは3桁の順位に。関西版の住みここちランキングは全世帯が対象だが、子育て世帯にとっての住みここちは異なる結果となっている。

1位〜8位までの駅は、偏差値70台の高い評価を得ている。また、9〜50位の駅も偏差値60台で相対的に子育て世帯にとって住みここちが良いという評価になった。


「子育て世帯の街(自治体)の住みここち」トップは、2年連続で「兵庫県芦屋市」。関西版の住みここちランキングでも1位という高い評価を得ている。回答者からは「治安が良く、住んでいる人たちも落ち着いている」(女性・40歳・既婚・営業職)といったコメントが寄せられた。



2位は「大阪府大阪市中央区」で、昨年5位から順位を上げた。因子別では「交通利便性」で1位、「賑わい」で2位、「親しみやすさ」で3位の高い評価を得ている。3位は、2年連続で「大阪府大阪市天王寺区」。因子別では「行政サービス」で1位、「賑わい」で5位の評価を得た。



トップ10の自治体のうち、6自治体が「賑わい」でトップ10以内に入り、「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」の評価が高い自治体が上位に多くランクイン。



「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「賑わい」因子の評価が、子育て世帯の住みここちの良さにつながっているよう。また、トップ10内では大阪市の行政区が半数を占める中、10位には奈良県北葛城郡王寺町が郡部から唯一ランクインした。(安井柳香)

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