【カーリング】DSCとは?LSDとは? ゴルフ「ニアピン」勝負、2022年北京五輪でも話題

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2025年02月07日 18:08  日刊スポーツ

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ロコ・ソラーレ対フィロシーク青森 フィロシーク青森に勝利し抱き合うロコ・ソラーレの選手たち(撮影・横山健太)

<カーリング日本選手権>◇7日◇横浜BUNTAI◇女子◇2次リーグ



決勝トーナメント(T)の組み合わせが「DSC」によって決まった。2次リーグ(L)の最終戦を終えて3チームが4勝1敗で並び、フォルティウス、北海道銀行、ロコ・ソラーレの順で最終決戦へ突入する。


◆DSCとは 「ドロー・ショット・チャレンジ」の略語。リーグ戦は勝敗数、直接対決の結果、DSCの数値で順位が決まる中、直接対決まで“三つどもえ”“三すくみ”となっていた3チームがDSCで順位を決した。


ゴルフに例えれば「ニアピン勝負」のようなもの。ラスト・ストーン・ドロー=LSDから算出された数値を指す。


◆LSDとは 各試合の前に先攻か後攻かを決めるため、投じられるストーンのこと。チームの代表者がハウスの中心に向け、時計回りと反時計回り(石の回転)で1投ずつ(計2投)を試みる。


それを合計し、ハウス中心からの距離が短いチームが有利な後攻でスタート。そのLSDを基に算出されるものがDSCで、各試合のLSDから悪い数値2つを除いた平均値で勝敗を決める。


この結果、暫定数値でフォルティウスが18・1を記録して1位で9日の決勝へ直行した。北海道銀行が26・4で2位、ロコ・ソラーレが27・5で3位となって8日の準決勝で戦うことになった。


DSCは、前回22年の北京オリンピック(五輪)でも話題になった。1次リーグ5勝4敗(3〜5位)で英国、カナダと並んだが、DSCの差わずか9・44センチでカナダを上回り、準決勝進出。勢いそのままに初の銀メダルを獲得した。

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