全国銀行協会の看板 全国銀行協会が7日発表した預金・貸出金速報によると、1月末の全国108行の貸出金残高は前年同月比4.7%増の607兆5189億円だった。41カ月連続プラス。原材料高などを背景に企業の運転資金需要は根強く、残高を押し上げる形となった。
内訳は、メガバンクなどの都市銀行が6.5%増の241兆3210億円、地方銀行が4.2%増の264兆8025億円、第二地銀が2.5%増の57兆468億円、信託銀行は4.2%減の30兆8012億円。
一方、総預金から小切手や手形を差し引いた実質預金の残高は、全108行で2.3%増の937兆4242億円だった。