<カーリング日本選手権:SC軽井沢クラブ7−5ロコ・ソラーレ>◇9日◇横浜BUNTAI◇男子◇決勝
男子で昨年準優勝のSC軽井沢クラブが2年ぶりの優勝を果たした。ロコ・ソラーレを破り、昨年の雪辱を果たした。
第1エンド(E)に先制し、第3Eにも加点。その後はダブルテークアウトを量産され、複数失点を許し逆転されたが粘った。第7Eに2点を加え、第9Eで逆転。そのまま逃げ切った。
4季連続の決勝だが、昨年はコンサドーレに敗れ3連覇を逃した。今季は勝ち切り、26年ミラノ・コルティナ五輪の代表候補決定戦の出場権を手にした。9月に北海道・稚内で強敵コンサドーレとの一騎打ちに挑む。SC軽井沢クラブとしては女子、混合ダブルスに加えて、男子も進出を決めた。
また、3月にカナダで行われる世界選手権の切符も獲得。好成績を残し、日本男子としての五輪出場枠確保を狙う。18年平昌に出場したスキップ山口剛史(40)は、「日本男子としては(98年長野との)2回しか五輪に出ていない」と危機感を見せる。その舞台に進み、世界でも力を示す。
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◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 9月に北海道・稚内で代表候補決定戦が行われる。昨年の日本選手権で優勝したコンサドーレと今大会優勝のSC軽井沢クラブが一騎打ちで争う。
◆26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場権獲得条件 出場枠は10。24、25年の世界選手権のポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)に出場権が与えられる。24年はコンサドーレが出場し11位で3ポイントを獲得。今大会優勝チームが参加する世界選手権(3月、韓国)では好成績が求められる。逃した場合は、12月開催予定の五輪最終予選で残り2枠を争う。
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