<陸上:宮古島大学駅伝ワイド・ズミ−2025>◇9日◇宮古島市陸上競技場発着(6区間82・0キロ)
国学院大が新チーム“初戦”を制し、2連覇を飾った。終始上位争いを展開。最終6区(18・6キロ)でアンカーの鎌田匠馬(3年)が順天堂大の荒巻琢登(2年)を抜き去って、4時間8分38秒でゴールテープを切った。全5区間で区間賞の完全優勝を果たした昨年大会に続く2連覇となった。
今季、チームは一気に躍進した。昨年10月の出雲駅伝と制し、同11月の全日本大学駅伝でも初優勝。エース平林清澄(4年)を中心とした布陣で2冠を手にした。3冠がかかった1月の箱根駅伝では総合3位。新年度は届かなかった3つ目の頂への挑戦を掲げる。この日、6区の鎌田に運営管理車から声をかけた前田康弘監督も「ここから箱根につなげるよ!」と早くも来年1月の大一番を見据える声。試合後には「宮古島を勝ちましたので、今季は4冠がかかってます。4冠を取れるように頑張りたい」と笑顔で誓った。
大会には箱根駅伝で2連覇を果たした青山学院大、箱根駅伝で総合5位の中大など11校と大学連合2チームが参加し、宮古島を舞台に前回の100・5キロから縮小された6区間82・0キロで争われた。
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