「茶色くしたい」「派手になりたい」と思いながらも、理想の色にならず諦めていた40代女性。白髪ぼかしのスペシャリストの手で大変身を遂げるビフォーアフター動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で6万8000回以上再生されています。
投稿したのは、白髪専門美容師のカイユウキさん。個人で研究開発した独自の白髪ぼかしハイライト技術「シングレイハイライト」で白髪に悩む女性の施術を行い、以前には「白髪染めをやめたい」と願う50代女性の変身とそこから3カ月後の様子を公開し話題になりました。
●白髪染めをしてきた女性……
今回施術を受けるのは、現在進行系で真っ黒な白髪染めを続けている40代女性。茶色くしたい思いがあり、以前に茶色系の白髪染めを試すも、個人的に好きではない赤く見える髪色になってしまい、そこからずっと真っ黒に染め続けてきたと話します。
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理想はベージュカラーですが、今の黒く染めた状態ではそこまで色が抜けないため、ハイライトを入れたところがよくて茶色くらいの染まり具合になると説明するカイさん。また黒に茶色のハイライトを入れるとコントラストがついた形になるため、派手気味になってもいいのかと確認すると、女性は「ずっと地味な髪型だったので、派手になりたいんです」とのこと。
そこでカイさんは、“白髪ぼかし”のスタイルがいろいろあることを解説しつつ、個人的にベストだと思う方法として「全体をブリーチして、色をのせる」ことを提案。髪へのダメージがあるといったデメリットがありますが、白髪が割と多めであるため色を抜いた方がカラーがなじみやすいといいます。説明後、女性が納得したら、縮毛矯正等の施術の履歴も確認。カウンセリングの結果、ナチュラルブラウンのイメージで進めることに決定しました。
丁寧に話し合い、一つ一つ疑問点について解説してくれるので、女性も納得して安心した様子。最初のブリーチでは苦手な赤みのある色になり、「汚い」「赤い」と素直な感想を話しますが笑顔で施術を受けています。約20分後に再塗布し、さらに20分後に洗い流すと、ここで一度全体的にムラのあるオレンジカラーになります。本来だともう1段階ブリーチするところですが、今の毛先の状態を考えてここでストップする判断に。
次にムラに見えないカラーリングを目指し、ハイライトを入れて気持ち暗めのカラーをしていきます。こちらも同様に20分後に洗い流すと、先ほどとは印象がガラッと変わります。髪をドライヤーで乾かしたら……?
●女性の要望通りの髪色に
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女性の要望通り、なるべく赤みが少ない感じのブラウンで、「きれいな色」「すてき」「かわいい〜」と女性も嬉しそうです。今回はムラが見えにくいように暗めのカラーとなりましたが、ハイライトが入っているので明るさもあり、女性の「派手になりたい」という要望にも応える絶妙なバランスになりました。
カイさんは整える程度のカットをしながら、今後のことについて「ムラの部分がなくなってきたら、さらに明るい色を普通に重ねて塗っていけばいい」と話し、ベースが整ってくると透明感も出て色もより良くなると、さらに理想を目指すための希望になるアフターカウンセリングも。またアイロンは低めでした方がいいといった注意点も伝えています。
動画には「ステキ! めちゃ似合ってますね」「めちゃくちゃ可愛い〜」「すごく雰囲気変わられましたね 元々のお人柄もありますが可愛いくなられました」「髪色がモデルさんに似合ってますね!」など、多くの賛辞が寄せられています。
カイさんはYouTubeチャンネル「白髪ぼかし専門美容師カイ」やInstagram(@rita_kai.y)で白髪に悩む女性の施術の様子を公開中。カイさんの技術を共有した白髪ぼかし特化の美容師チーム「シングレイハイライトチーム」についての詳細は公式Webサイトで確認できます。
動画提供:YouTubeチャンネル「白髪ぼかし専門美容師カイ」さん
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