まるで石→“謎の塊”をクリーニングしたら…… 想像以上の修復技術に完成品がもはや芸術 「すばらしい」「印象的で魅力的な作品」【海外】

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2025年02月11日 07:32  ねとらぼ

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ねとらぼ

一見、なんだかわからない物体ですが……(画像はScrews And ToolsさんのYouTubeチャンネルより)

 一見何かわからない謎の塊を職人がきれいにして、完成品に仕上げる動画がYouTubeに公開されました。この動画は、記事執筆時点で40万回以上再生され、3400件以上の“いいね”を獲得し注目されています。


【画像】修復後の姿(アフター)


●大きな石のような塊をきれいにしたら……


 この動画を投稿したのは、YouTubeユーザーのScrews And Toolsさん。YouTubeチャンネルでは、古いアンティーク用品やヴィンテージ品の再生や、木工や金属加工、革細工のDIYなどを発信しています。


 今回は、錆びた謎の塊をきれいにして実用品として使えるまでに仕上げる動画を公開しました。


 大きな石のような塊は、銅色で手の平より大きいものでした。まず汚れを落とすためにこの謎の塊を瓶に入れ、温水を注ぎます。すると、みるみるうちに汚れが浮き出てきました。


 お湯の中から塊を取り出し布で拭き取ると、錆びたナイフが露出しました。最初の塊からは想像がつきません。


 ナイフを錆取り剤に入れて洗浄した後、酸化を防ぐために重曹を入れた水に浸けました。この時点でかなりきれいになりましたが、まだ表面に汚れが付いています。そこで今度は、研磨機と手動の刃物研ぎで磨いていきます。


 コンコンとナイフを叩くと、かなり硬度が弱くなっていることもわかりました。硬度を出すためにナイフを高熱に熱した焼き窯に入れてしばらく熱していきます。容器に付けてまた窯に入れて……を繰り返し、ヤスリと研磨機で磨いていけば完成です。


●ナイフの取っ手を手作り


 あとは仕上げとしてむき出しになっているナイフに持ち手を付けるために、木製の取っ手を作成します。型を下書きしてから、ノミで削り、グルーとネジを使い取っ手にナイフを取り付けます。


 その後、取っ手部分の形を研磨機で整え丸みを帯びた形状に修正。かなり持ちやすく使いやすくなりました。もちろん、完成品のナイフの切れ味も完璧!


●「素晴らしい」「サルベージであると同時に芸術」などの声


 この動画に対しては、「サルベージであると同時に芸術」「素晴らしい」「完成した作品をカバーなしで横顔で見るのが好きです」「とても素晴らしい作品」「ナイフと魚鱗取り器のように見えます」「印象的で魅力的な作品」「ありがとう!」などの声が寄せられています。



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