
「頬から下は似てる」
バラエティー番組『週刊さんまとマツコ特大号』(TBS系)で、マツコがこう言った相手はCBCテレビでアナウンサーを務める、中村彩賀(24)。この放送で、母親が女優の斉藤慶子(63)だと初告白したのだ。
2000年に出産
斉藤といえば大学在学中にスカウトされ、1982年のJAL沖縄キャンペーンガールに選ばれ芸能界デビュー。“元祖”大学生タレントのひとりで、数多くの映画やドラマに出演した。
'97年に実業家と結婚し、'00年に今回話題になった娘・彩賀を出産。その後離婚し、'11年に再婚をしている。ここ何年かは目立った活動をしていない斉藤だが、
「中村アナを写真で見たとき、すごく可愛いんだけど、誰かに似ているなとは思っていたんです」
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こう話すのは、芸能リポーターの川内天子さん。
「でも、斉藤慶子さんが母親と聞いても似ているかな、と思っちゃったんです(笑)。ただ、清楚な佇まいで彼女がまとっている雰囲気は似ているなと思いました」(川内さん、以下同)
本格復帰は?
実は、斉藤がデビューしてすぐに同じ番組で“共演”していたことがあるという。
「『酒井広のうわさのスタジオ』というワイドショーで、彼女が初代のアシスタントに就いて。私はリポーターをやっていたんです。斉藤さんがアシスタントをしていたのは1年だけでしたけど、番組の華のような存在。
当時は梨元(勝)さんが芸能を担当されていて、ワイドショーがガンガンに攻めていた時代。そんな中で初々しい斉藤さんのことを、スタッフや出演者が“汚してはいけない、変な虫がついてはいけない”なんて話していました」
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当時の彼女を思い出しながら、川内さんはこう続ける。
「スタジオですごく毅然とされているんだけど、愛想がなくすましているというわけでなく、本当に純な感じでした。あのときの斉藤さんの、初々しくて清楚な感じは、娘さんの中村アナが受け継いでいると思いますよ」
再婚後は大学院に進むなど、芸能活動を控えているように見える斉藤だが、'21年には30年ぶりにグラビア撮影に挑戦し“還暦ビキニ”を披露して話題になった。
結婚後に芸能活動を控えていた瀬戸朝香が7年ぶりにドラマ出演したり、かとうれいこが26年ぶりにグラビアに復帰したりと、ミドルエイジのタレントの活動再開が最近、目立っている。そうなると、斉藤の芸能界への本格復帰も見えてきそうだが─。
「働かないと生活できない、なんてことはないと思うので、無理して復帰することはないと思います。でも、世の中が彼女を求めるのなら、出てくることは十分にあるんじゃないかな。
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娘のことで自身が注目されたけど、母娘共演なんて自分が面白そうと思えば、楽しんでしまうと思います。昔、一緒に働かせていただいた仲間として、そういう形で復帰してくれるのは大賛成です」(川内さん)
60歳を超えても、魅力が衰えていない斉藤。往年のファンは彼女の復帰を喜んで迎えてくれるだろう。