
前回からの続き。私はモエ。夫のケントは思い込んだら一直線。ある日突然「ラーメン屋になる」と宣言し、私の反対も構わず勝手に会社を辞めてきました。出産を控えた私はひとまず実家に身を寄せましたが、ケントは開業準備に夢中で生まれた息子のキョウヤにもまったく興味がない様子。「自分はこんな人と結婚してしまったのか」と情けなくなります。そして出産から3ヶ月ほどが経ち……。出社する日の朝、キョウヤを抱いた母が心配そうに見送ってくれました。



ケントは相変わらずで、連絡がきたと思ったら自分のお店の話ばかり。一方的なケントの言い分を見て、今まで耐えていた気持ちが急にプツンと切れてしまいました。会社の休憩室で涙が止まりません。すると近くにいた先輩のニシナさんが……。


私が話している間、ニシナさんはずっと静かに聞いてくれました。そしてズバリと指摘してきたのです。他人からここまでハッキリ言われると、さすがにもう行動を起こさなくてはいけないのかもしれません。私は心を決めました。

ケントの振る舞いに呆れたり失望したりしながらも、なかなか話し合いができずズルズルとここまできてしまった私。しかし復職したことを伝えると「オレの店で働けって言っただろ」と責められ、あまりの自分勝手な言い分に私の心は限界を超えてしまったのです。
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【第5話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子