楽天・宗山塁練習試合
● 楽天 4 − 6 日本ハム ○
<2月11日 沖縄・金武町ベースボールスタジアム>
楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21=明大)が11日、日本ハムとの練習試合に「1番・遊撃」で先発出場。2打数2安打1四球、1盗塁2得点をマークし、華々しい“対外試合デビュー”を果たした。
初回の第1打席は日本ハムの先発左腕・根本から対外試合初打席初安打となる中前打を放つと、3回の第2打席は2番手右腕・石川から四球を選んだあと二盗に成功。三進後、5番・安田の右翼線2点適時二塁打でチーム初得点となる生還を果たした。
5回の第3打席は4番手右腕・ザバラから中前打を放ち、4番・田中和の右犠飛で3点目となる生還。2打数2安打1四球、1盗塁2得点とリードオフマンとして満点の働きを見せ、6回表の守備からベンチに下がった。
三木監督は躍動したドラ1について「いい準備をして試合に臨んで、試合の結果を含め、いい一日になったと思う」と高評価。「華麗ですごくセンスがある。練習と試合のパフォーマンスがあまり変わらない。練習していることをしっかり試合で表現できる能力が高いと、今日の試合を見ていて思いました」と賛辞を惜しまなかった。
「普段の練習を見ていても、自分で考えて『自立している選手だな』という印象がある。そこはプレイヤーとして必要な一面だと思うし、これからもどんどん場数を踏んで、前へ進んでほしい」と期待を寄せた。