2022年夏からリヴァプールで活躍しているヌニェス [写真]=Getty Images リヴァプールが今冬の移籍市場でウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの売却に踏み切っていた可能性があるようだ。11日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在25歳のヌニェスは母国の名門ペニャロールの下部組織で育ち、2017年夏にトップチーム昇格を果たした。その後、アルメリアを経て加入したベンフィカで得点を量産。複数のメガクラブからの関心が報じられたなか、2022年夏にはリヴァプールへ活躍の場を移すと、ここまで公式戦通算128試合出場39ゴール22アシストという成績を残している。
しかし、在籍3年目の今シーズンはアルネ・スロット監督の下で定位置を確保できておらず。ここまで公式戦32試合に出場し6ゴール5アシストをマークしているが、プレミアリーグでの先発起用は7試合に留まっている。報道によると、今冬の移籍市場では同選手に対する具体的なオファーが届き、リヴァプールが売却を決断していた可能性があったようだ。
ヌニェスの獲得に乗り出していたのは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも所属するアル・ナスル。同クラブはコロンビア代表FWジョン・デュランの獲得前にヌニェスへオファーを提示していた模様で、2度目の入札は6200万ポンド(約119億円)を超えるものだったという。この金額はリヴァプールの評価額にも近かったが、スロット監督が同選手の残留を望んだことや、代役の確保が困難だったことから、最終的に移籍は成立しなかったようだ。
なお、今冬はリヴァプール残留となったヌニェスだが、クラブは今シーズン終了後に同選手の将来について再評価する予定だと『デイリーメール』は指摘。他クラブの動き次第ではあるが、来夏に再び売却の可能性が浮上することもありそうだ。