<フィギュアスケート:冬季アジア大会>◇12日◇中国・ハルビン◇女子ショートプログラム(SP)
【ハルビン(中国)=竹本穂乃加】昨年末の全日本選手権で4連覇を達成した坂本花織(24=シスメックス)がSPに臨み、75・03点で首位発進した。13日のフリーでは11年の村上佳菜子以来、日本女子5人目の金メダル獲得がかかる。
冒頭のダブルアクセル(2回転半)を皮切りに、3回転ルッツ、フリップ−トーループの連続3回転ジャンプを降りた。ただ、1月30日閉幕の国民スポーツ大会直後に靴を新調した影響もあり、国際スケート連盟(ISU)公認大会における今季の自己ベストには3・90点及ばず。「ジャンプが全体的にハマらなかった」と省みた。
靴の感触については「一時期は足が痛くて滑れない時もあったんですけど、だいぶ慣れてきました」となじんできているという。3月には66年ぶりの4連覇がかかる世界選手権(24〜30日、米ボストン)を控える。26年ミラノ・コルティナ五輪の国・地域別出場枠がかかる大舞台を見据え「このアジア大会は出来る限りのことができれば」と状態を上げていく。
2位はキム・チェヨン(韓国)で71・88点、3位は吉田陽菜(はな、木下アカデミー)で68・76点で続いた。
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