「トー横」支援団体元代表逮捕＝１７歳少女にみだらな行為か―警視庁

　東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一帯に出入りする１７歳の少女とみだらな行為をしたとして、警視庁少年育成課は１３日までに、埼玉県青少年健全育成条例違反容疑で、ボランティア団体「オウリーズ」元代表、牧野正幸容疑者（４３）＝東京都世田谷区松原＝を逮捕した。「事実が合っていない可能性がある」と容疑を否認している。

　オウリーズは２０２２年夏ごろからトー横を中心に、清掃活動や子ども食堂の運営をするようになった。２３年１２月ごろ活動を休止したとみられる。

　逮捕容疑は２３年１０月１５日、埼玉県川越市のホテルで、当時１７歳だった関東地方在住の少女とみだらな行為をした疑い。

　同課によると、牧野容疑者は２２年７月上旬、家出をしてトー横にいた少女と知り合った。２３年３月ごろ、ＳＮＳで連絡を取り、少女がボランティア活動を手伝うようになった。

　同容疑者は少女に食事をおごったり、交通費として金銭を渡したりして定期的に会っていた。同年１０月ごろ、「もう会わない」という趣旨のことを伝えられたのに、アルバイト先で待ち伏せするなどした。２４年１２月に第三者から警視庁に情報提供があり、発覚した。